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One Pearl, One Happiness.
ジュ・ドゥ・パールのオリジナルジュエリー、リフォーム、セレクト商品などをご紹介するブログです

★お知らせ★

「ひとつぶのシアワセ -ジュエリーデザイナーの真珠的日常-」は、こちらに移転しました。
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また、当ブログは名前も「jdp.collection」に改めまして、主に商品紹介のページとさせていただきます。
新作、製品、リフォーム例など、ジュ・ドゥ・パールのブランドコレクションをお楽しみください。

2003年国際宝飾展へ行く

8b098ec0.bmp 国際宝飾展というのが年に2回開催される。今年は今までで一番の出店数と聞いたが、実際には今まではアクセサリーの括りだったシルバージュエリー業者の参入や、ファッションジュエリー系の店も多くなったという印象。

 初日のジュエリードレッサー賞で芸能人が毎年表彰されることが話題にのぼるが。
実は宝飾業者にとっては仕入れの目安になる重要な会である。メーカーにとっては「パリコレ」のような新作お披露目会とも言える。

 さて、私の目的は「海外ブース」である。イタリアンデザインは見るには楽しいが、やはり売りにくいので色とデザインをとにかく堪能。メインはフランスとドイツものである。だいたい決めた店からしか仕入れないけれど、新作を見たりする機会は年に2回なので、重要なのである。しかしながら、今回はトルコの店で何点か仕入れることが出来た。ダイアがキレイで、日本の製品よりもかなり安いのである。適度にアンティークテイストを取り入れた精巧なデザインとシンプルで飽きのこないモノをメインにしているというのが売りやすさにも繋がるという点でヒットでありました。

 ↓は、今回は決めかねたけれど、たぶん本国に直接オーダーしようと考えているフランスのメーカーのものです。本当に素敵なんです♪

THE CRESCENT(レストラン)

17313ad4.bmpアンティークジュエリーの講座に通っているのだが、その会ともう一つ別のメゾン・ダールとの合同主催である忘年会に参加した。英国ヴィクトリアン様式の建築で有名なレストランで、食事をしながら家具講座などもあるということで、初参加。

場所は、芝大門のすぐ近く、東京タワーも望める『The Crescent』である。ランチのコースでも8000円からという、ちょっと普段は庶民にはかけ離れているレストランなのだが、こういう機会が無ければなかなか行くこともないし、内部の家具や様式も見れるということで、行ってきました。外観はもちろん中のシックなたたずまいなどを見ることが出来て、とても勉強になりました。(英国では建築とかきちんと見てこなかったのにね)



講座じたいも今年の後半参加したばかりの新参者だし、知っている方も誰一人いないので、会社勤め以来久々に大勢の前でのスピーチ自己紹介タイムなどというのもあり、ちょっと久々に緊張でした。が、参加者の多種多様ぶりがおもしろく、さながら異業種交換会でした。老若男女いろんな方々が参加していて大変におもしろかったです。ジュエリーだけでは無く、西洋の家具や生活様式などや和骨董やら和のほうの講座もあるだけに、いろんなものに興味を持っている方がたくさんいるということも初めて知りましたし。

20年勤めた会社をやめてこれからパリに住みたいという方や、仕事で買い付けにあちこち行ったり来たりしている方、OLしながら和の世界に興味のある方、定年後に起業してワインの輸入販売をしている方、古美術商で独立したばかりの方…などなど…本当に世の中には、たくさんの人がいてみんな色々なことに興味を持って世界を広げているのだなぁ、、、とつくづく感じ入る年の瀬でした。



とにかく和式や西洋式や骨董などジャンルにとらわれることなく、自分なりに好きなものを見極めて、いろんなアートといっても生活に根ざした「使う楽しみ」を感じながら、なにをするにしても「自分なりのスタイルを持つことが大切つ…」なのですよね。

人はそれぞれ違う、好みも違う、美意識も違う、それぞれの個性を認めて、真摯な気持ちでいろいろなものの考え方を認め合うことが、より生きやすくなるコツかな…と。

古きよきものを大切にする心、でも現代に使いやすい良いものも見極める力、ジュエリーを扱うにしても、その時代の生活や様式をたくさん知り、触れることが、より奥深い世界を作るようです。一生勉強なのでしょう。来年は、もっともっと幅広く目を向けていきたいものです。



さて、今日のフランス料理ですが…

  ○前菜 フォアグラ入り プチコンソメ
  ○冷製 黒鮑のワイン蒸し ベルデュソース
  ○甲殻類のクリームスープ
  ○シャラン鴨と小玉葱のロースト
  ○キャラメル アイスクリーム ラズベリーピスタチオの三重奏
  ○プティフールとコーヒー

シャンパンもワインもパンもおいしく、丁度よいサイズだったので、胃にも負担が無く有り難かったです。



for your info.
■レストラン クレッセントハウス 港区芝公園1-8-20 TEL 03-3436-3211
■メゾン・ダール maison-d-art
(インテリア、アンティークスタイルの提案、輸入雑貨、小物販売など。ショールームあり。要予約)

大粒イヤリング

d4853f36.bmp写真ですとちょっと金色っぽく見えますが、淡いグリーンとイエローのかかったドロップ真珠で、イヤリングを作りました。

リングとペンダントも偶然にも同じ色を選んで何年も使って頂いている真珠だーーい好きでとっても似合う(歩く広告塔NO.1の)お客様が、とうとうイヤリングもセットで作ってくださいました。

髪が長いとどうしてもイヤリングの存在感が消えてしまいがちなので、通常のイヤリングパーツとは違ったものを考えました。

耳につく部分はぽっこりして大きめだけど「つや消し」で品のあるデザインのもので、耳の下からも「ドロップが揺れるように」1.5センチの棒パーツを付けるだけで、こんなにも雰囲気が出てくるのです。

いままでのイヤリングがちょっとつまらない、もっと楽しみたい方にはお勧めのパーツです。

気に入ってくださったし、本当に似合うので(本人顔写真入りで無くて残念、次回ね)…今年最後の納品は嬉しく締めました。


■イヤリング

タヒチ産黒真珠 ドロップ珠 10ミリ
K18 つや消し イヤリング
K18 1.5センチ棒

ワールドワイドなカラフルネックレス

3b71b9cf.bmpなぜワールドワイドかと言うと、このネックレスには「中国」「タヒチ」「フィリピン」と、各国の海や湖からやってきた「ケシ」が連なっているからです。

「けし真珠」は、養殖真珠で言うところの「核」が入っていない、全くの天然そのままどこを切っても「真珠層だけ」で出来ているものです。

その「照り」の良さは、普通の真珠の数倍とも言われますし、美しい天然の色は本当にキレイな逸品です。

ちょっとしたパーティに、普段のスーツにも、と「ちょっと変わったもの」をお探しのお客様が、この一本だけ見て気に入ってくださいました。イヤリングは、普段も使えるように「白」っぽい珠で……

おいしそうなドロップのようで、とってもキレイでしょう。


■けしネックレス ミックス
タヒチ産 黒真珠 ケシ
中国 湖水真珠 ケシ
フィリピン、オーストラリア産 白蝶真珠 ケシ
シルバーパーツ

英国でアンティークジュエリー

474a1e60.bmpジュエリーの仕事に関わってから、古くてちょっとミステリアスながらもいろんな人の手から手に渡ったアンティークジュエリーにも興味を持っていたのですが、今回勉強もかねて英国に行って来ました。

アンティークを語るには、ヨーロッパ全体の歴史やダイヤや金が貴重だった時代やふんだんにあった時代の背景、おのずから植民地統治や戦争による貴族たちの国間移動などなど、あらゆる知識が必要になってきます。そして、またそれが興味深くて、はまりつつ…というところです。

フランスと違って、正確な刻印(18金等、明記する)義務が無いイギリスなので、アンティークに手を出すのは難しいとのことだったけれど、色や質感での判別も可能だったり、マーケット(露天商)のディーラーでもかなり親切に教えてくれて助かりました。

イギリスの良いアンティークはヴィクトリアン王朝がピークで、一般庶民にも少しずつ流行なども出てきたころ。産業革命後の量産になってしまう手前あたり、というのがねらい目でしょうか。長くアルバート公の喪に服していたヴィクトリア女王が、黒いジュエリーや相手を想うセンチメンタルで愛らしいデザインのものを多く流行させました。

相手を想う気持ちをジュエリーにして身につけるという「宝飾品」の持つ本来の意味や歴史や時代を感じさせる細工や技巧の違いなど知れば知るほど、どんどん魅力にはまっていってしまいます。

古いモノを愛する英国で、先祖代々伝わるジュエリーの数々を見ることが出来て本当に幸せでした。



そんなわけで、大好きな『ヴィクトリア&アルバート美術館』のジュエリーコーナーでも、ほぼ半日ジュエリーの勉強を出来たことが特に収穫でした。美術館が入場無料で、なおかつゆっくりとスケッチしたりも出来るというのは、本当に有り難いことです。本で見たあるゆる年代のジュエリーをこの目で確認できました。



さて、これからゆっくりと購入したモノの年代の整理やクリーニング、補修などをして、お嫁に出せるように整理したいものです……真珠がついているものを中心に購入したのですが、どれもかわいくて、ちょっと手放せない感じ…。(<え?)
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