17313ad4.bmpアンティークジュエリーの講座に通っているのだが、その会ともう一つ別のメゾン・ダールとの合同主催である忘年会に参加した。英国ヴィクトリアン様式の建築で有名なレストランで、食事をしながら家具講座などもあるということで、初参加。

場所は、芝大門のすぐ近く、東京タワーも望める『The Crescent』である。ランチのコースでも8000円からという、ちょっと普段は庶民にはかけ離れているレストランなのだが、こういう機会が無ければなかなか行くこともないし、内部の家具や様式も見れるということで、行ってきました。外観はもちろん中のシックなたたずまいなどを見ることが出来て、とても勉強になりました。(英国では建築とかきちんと見てこなかったのにね)



講座じたいも今年の後半参加したばかりの新参者だし、知っている方も誰一人いないので、会社勤め以来久々に大勢の前でのスピーチ自己紹介タイムなどというのもあり、ちょっと久々に緊張でした。が、参加者の多種多様ぶりがおもしろく、さながら異業種交換会でした。老若男女いろんな方々が参加していて大変におもしろかったです。ジュエリーだけでは無く、西洋の家具や生活様式などや和骨董やら和のほうの講座もあるだけに、いろんなものに興味を持っている方がたくさんいるということも初めて知りましたし。

20年勤めた会社をやめてこれからパリに住みたいという方や、仕事で買い付けにあちこち行ったり来たりしている方、OLしながら和の世界に興味のある方、定年後に起業してワインの輸入販売をしている方、古美術商で独立したばかりの方…などなど…本当に世の中には、たくさんの人がいてみんな色々なことに興味を持って世界を広げているのだなぁ、、、とつくづく感じ入る年の瀬でした。



とにかく和式や西洋式や骨董などジャンルにとらわれることなく、自分なりに好きなものを見極めて、いろんなアートといっても生活に根ざした「使う楽しみ」を感じながら、なにをするにしても「自分なりのスタイルを持つことが大切つ…」なのですよね。

人はそれぞれ違う、好みも違う、美意識も違う、それぞれの個性を認めて、真摯な気持ちでいろいろなものの考え方を認め合うことが、より生きやすくなるコツかな…と。

古きよきものを大切にする心、でも現代に使いやすい良いものも見極める力、ジュエリーを扱うにしても、その時代の生活や様式をたくさん知り、触れることが、より奥深い世界を作るようです。一生勉強なのでしょう。来年は、もっともっと幅広く目を向けていきたいものです。



さて、今日のフランス料理ですが…

  ○前菜 フォアグラ入り プチコンソメ
  ○冷製 黒鮑のワイン蒸し ベルデュソース
  ○甲殻類のクリームスープ
  ○シャラン鴨と小玉葱のロースト
  ○キャラメル アイスクリーム ラズベリーピスタチオの三重奏
  ○プティフールとコーヒー

シャンパンもワインもパンもおいしく、丁度よいサイズだったので、胃にも負担が無く有り難かったです。



for your info.
■レストラン クレッセントハウス 港区芝公園1-8-20 TEL 03-3436-3211
■メゾン・ダール maison-d-art
(インテリア、アンティークスタイルの提案、輸入雑貨、小物販売など。ショールームあり。要予約)