通っているアンティーク講座での勉強には、色石の見方とか、アンティーク時計の話などなど、各方面の専門家からお話を伺うチャンスがある。

今回は「ダイヤのグレーディング」である。
頼まれてもだいたい業者任せの私なので、「色が白っぽいのはダメ」とか、ルーペで「傷の有無」くらいの判別しか出来ませんが、ふんだんに「ホンモノ」をチェックする機会に恵まれました。楽しい。

★まず、「色」。これは「透明度が高い」ほど、良いものとされています。黄味が増すほど、グレードは下がります。ただし、黄色はファンシーカラーと言って、別に売り出しています。茶色、ピンク、グリーン、黒ダイヤなどもありますが、普通のものよりは安いです。

★つぎに、よくいう「クラリティ」。透明度と傷の有無が決め手です。これはもう、一番良いモノをフローレスと呼びますが、実際にはS1(スライトリーインクルーテッド)クラスで十分キレイですね。つまり、これは傷とかが肉眼では見えない、10倍ルーペで見れば確認出来る範囲のモノです。付けていて他人には、見えませんよ。キズ。

★そして、「カット」。これはカットの方法では無くて、高さが深いものほど、カットの乱反射率が高くなるので、浅いものほど白っぽく見えますが、だからと言って深いものが上質とも限らないのですが…。カットした面がガタガタしていないか、とか。そういった部分を見ます。これはエクセレントからプアまでです。

色・DEFGHIJKLMNOP…
クラリティ・F,1F,VVS,VS,S1,S2,I1,I2,I3
cut・excellent,very good,mudium,fair,poor

ちなみに、業者の方が100万円あったら買うのは「色はDEFで、クラリティがS1、カットがvery good以上」だそうです。肉眼の範囲では、クラリティよりも透明度の高い色とキラキラ度が高い方が「キレイ」に見えるということですね。

★婚約指輪によくあるのは★EF,VVS2,very goodだとか。皆様の鑑定書は??しかしながら、鑑定書とかは、やや上げ底してあるのがこの世の常でありますので…笑。
実際に、鑑定する人の体調や時間、光の具合で一つくらいはブレるらしいです。

ユダヤ人のダイヤ屋の子ども達は、朝から晩までずっーーーーと麻雀のように、ダイヤをじゃらじゃらしながら、目を養うらしい。。。。恐るべしジューイッシュ。

真珠のほうが、かなり楽に扱えることを思い知った夜でした。ハイ

話はズレますが、先だっての谷・田村亮子婚約会見。
あの「5.5キャラ・リング」。この時代にとっても似つかわしくなくバブリーで失笑しましたが、なんだかここで指だけの「やわらちゃん」を見て、あ、指(格闘家らしからぬキレイな…)だけなら似合うじゃないですか、などと突っ込んでしまいましたが。デザインの善し悪し、本人の全体像と年齢に似合うか似合わないかはともかく(をい)として、なんといっても「これが幸せなアタシよ」という自己主張ぶりには脱帽ものです。やっぱり貴女は大物です、在る意味で。お幸せにぃ。。。